社叢学会の活動概要

年次総会・研究大会の開催

事業報告・収支報告、事業計画・収支予算などの審議をした後、公開の記念講演・シンポジウムや、会員が取り組んだ調査研究内容を発表会を開催し、社叢について、多角的に意見交換いたします。
今年度は6月22日(土)に太宰府天満宮(福岡県太宰府市)で「社叢と災害史」をテーマに開催いたしました。また、23日(日)の見学会は高千穂まで足を延ばし、神話の故郷を満喫いたしました。

  開催日 開催場所 テーマ  
設立総会 2002年5月26日 賀茂御祖神社
(下鴨神社)
鎮守の森はよみがえる PDF
第2回 2003年5月24・25日 國學院大学 森に生きる文明をめざして 
~こころのふるさと<鎮守の森>を考える~
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第3回 2004年5月30日 熱田神宮 森は海の恋人 
~眺める森から関わる森へ~
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第4回 2005年6月4日 真清田神社 森、水といのち 
~社叢が育む生命の根源~
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第5回 2006年5月27日 太宰府天満宮 鎮守の森の伝統と課題 
~続・鎮守の森は泣いている~
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第6回 2007年5月26日 伏見稲荷大社 鎮守の森の謎を解く PDF
第7回 2008年6月7日 出雲大社 鎮守の森の現在と未来 PDF
第8回 2009年5月17日 白山比咩神社 鎮守の森と再生 
~歴史的風致を高めるために~
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第9回 2010年5月29日 春日大社 大和の歴史的風土をかえりみる PDF
第10回 2011年5月29日 鶴岡八幡宮 社叢学会10年の歩みと展望 
~社叢保全・育成のさまざま~
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第11回 2012年5月20日 伏見稲荷大社 鎮守の森とコミュニティづくり PDF
第12回 2013年6月2日 皇學館大學 伊勢神宮と神宮林 
~式年遷宮の意味と意義~
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第13回 2014年6月22日 竹駒神社 社叢復興に向けて PDF
第14回 2015年5月31日 海の道むなかた館 森と海の文化 
くらし・いのり・自然
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第15回 2016年6月19日 鹿島神宮 川・海のめぐみと社叢 PDF
第16回 2017年6月18日 大神神社 三輪山と古代文化 PDF
第17回 2018年6月10日(日) 諏訪大社下社秋宮 神の森と湖 PDF
第18回 2019年6月22日(土) 太宰府天満宮余香殿 社叢と災害史 PDF
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定例研究会の開催

社叢に関わるさまざまな話題についての講演の後、自由に質疑応答をいたします。会員は参加無料ですが、非会員の方は会場整理費として500円いただきます。本部(京都)と各支部(関東・中部・福岡)で開催しています。

社叢学会では本部(京都:奇数月原則として第4土曜日)のほか、関東支部(偶数月土曜日、中部支部、福岡県支部で社叢に関る様々な問題を考え、議論する定例研究会を開催しています。ぜひ、ご参加いただき、活発な議論をお願いいたします。また、お住まいの地域での研究会開催をご希望の節は、事務局までご一報下さい。

今後の予定

〈関西〉

 
日 時 2019年11月17日(日) 13:00~16:00
テーマ 社叢としてみる百舌鳥古墳群(見学)  
説 明 渡辺 弘之(社叢学会副理事長・京都大学名誉教授) ヴォランティアガイド
集合
場所
大仙公園観光案内所(JR阪和線「百舌鳥駅」より北西へ350m)
◎JR線阪和線「天王寺駅」12:34発(区間快速)
三国ヶ丘駅乗り換えで12:49百舌鳥駅着
参加費 無料 非会員は1人500円
※10:00~12:20 社叢インストラクター養成セミナーを堺市博物館にて開催。
古墳の概要説明と博物館展示見学、渡辺副理事長による講義「社叢としてみる古墳」など。一般会員も参加可(参加費:一般会員@2千円 社叢インストラクター養成ミナー既修者@1千円)。
 

〈関東〉

日 時 2020年1月25日(土) 14:00~16:30
テーマ 玉川上水生き物調べ―タヌキと花マップ―  
講 師 高槻 成紀(麻布大学いのちの博物館上席学芸員)
参加費 無料

〈中部〉

日 時 2020年3月1日(日) 11:00~
テーマ 天武天皇の大嘗祭の悠紀斎田となった神田での神事参列と大嘗祭後の直会を行った直曾神社参拝、当時の条理が残る口分田跡見学 等
場 所 尾張旭市
※決まり次第発表いたします
 

これまでのテーマと話題提供者

2019年7月 田中安比呂 賀茂別雷神社の由緒・神話と葵祭 PDF
2019年7月 J.A.キブツ 鬼と仏 –日本人の信仰の姿 PDF
2019年4月 原 正利 日本の自然林 –分布と動態 PDF
2019年3月 津軽俊介 出雲大神宮参拝と磐座登拝 PDF
28年度 27年度 26年度 25年度 24年度 23年度 22年度 21年度
20年度 19年度 18年度 17年度 16年度 15年度 14年度
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社叢調査(平成14年9月~)

大津市・亀岡市・吹田市・桜井市の鎮守の森を各地の会員を中心とする市民の皆さまの協力を得て、実態調査をいたしました。

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社叢インストラクターの養成

都市やその近郊で「ふるさと」を代表する森である社叢は、適切な管理がされないまま、荒廃状態におかれています。面積が小さく、人の影響を受けやすい社叢を良い状態に保つためには、細やかな保護管理が必要です。社叢学会では、それぞれの地域の財産である社叢を詳しく調べ、その重要性や現状を熟知し、社叢を保護し管理することができる「社叢インストラクター」を養成することが急務であると考え、社叢インストラクター講座を開催しています。カリキュラムは、少人数を対象とした実習に基本を置き、地域に応じた研修ができるようなスケジュールを組んでいます。

社叢インストラクター資格制度

趣意書 PDF
社叢インストラクター名簿 PDF
試験実施要項 PDF
受験願書 PDF

過去の資格認定試験問題

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
第7回 第8回        

社叢インストラクター養成セミナー

社叢インストラクター講座を開催しています。カリキュラムは、少人数を対象とした実習に基本を置いたものです。

社叢インストラクター養成セミナー 詳細(関西 11/17・23開催) PDF
社叢インストラクター養成セミナー 申込書 PDF

過去のカリキュラム

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回
第10回 第11回 第12回 第13回 第14回        

参考文献

古典、古文書における「かしは」に関する研究:服部保・社叢学会理事 PDF
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東日本大震災社叢復興支援事業

社叢学会では東日本大震災直後の理事会でいち早く、被災地における社叢復興支援事業に取り組むことを決めました。
以後、2017年まで現地調査などを続け、このほどその全記録を網羅した報告書を発行しました。詳細
頒価3,000円で販売しています。ご購入はこちらから

    社叢復興支援事業着手までの経過

  • 神社と社叢が大津波からの避難地となり多くの人命を救ったこと
  • 荒れ果てた津波被災地の中にポツポツと緑のかたまりがあり、それらが奇跡的に残った鎮守の森や塚の木立であったこと
  • 被災地の灰色の風景の中で、残っている社叢は非常に印象的な風景で復興のシンボルともなっていること
  • いたるところに過去の津波災害を知らせる石碑や祠、言い伝えが残されており、これらの警告を活かしていれば被害を減じたのではないかと考えられること
  • 電気やガス、水道などのライフラインが途絶える中で、神社に備え付けの薪ストーブやかまど、湧水が人命を支えていること

こうした報告を受け、今こそ社叢学会がこれまで蓄積してきた社叢管理の知識や経験を活かす時であるという結論に至りました。 第10回年次総会で、東日本大震災復興支援の取り組みとして、被災地の社叢調査を行い、その保全と再生を図ることによって被災地域の人々の心の復興に繋げていこうという取り組みを提案し、満場一致で認められました。

平成23年度に実施した事業

シンポジウム

11月16日 社叢が紡ぐ地域の絆~いのちと心を守る鎮守の森~
ドナルド・キーン当学会名誉顧問と上田正昭理事長の講演・対談、社叢理事などによるパネルディスカッション
当日の記録は『社叢学研究』10号に掲載しています
PDF

現地調査

8月1日~4日 宮城県・岩手県の38社叢を調査 PDF
1月17日~19日 地元協力体制の構築、土壌化学分析サンプルの採取など PDF
2月13日~15日 地元協力体制の構築、復興支援対象社叢の選定など PDF

社叢復興作業と報告会

3月14日 狐塚(仙台市)、八重垣神社(山元町)で土壌改良など復興作業
竹駒神社(岩沼市)でこれまでの事業の実施状況を報告
PDF

社叢復興作業のようす

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社叢見守り隊

関東・関西で活動中の「社叢見守り隊」報告書をブログ形式で掲載しています。
ご覧ください。http://shasoumimamori.exblog.jp/

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2005年日本国際博覧会(愛知万博・愛・地球博)への出展

2005年3月25日~9月25日に愛知県(名古屋東部丘陵)で開催された愛・地球博に出展参加いたしました。会場の一画に「千年の森」を造成した他、シンボルタワーであるバイオラングタワー頭頂部に「天空鎮守の森」を作りました。さらに、伊勢神宮の式年遷宮で使われるご神木を木曽の檜美林から切り出す、「御杣始際」が会期中の6月3日に行われたことから、現地と会場を中継で結び、愛・地球広場の大画面に古式に則った檜伐採の様子を映し出すと同時に、日本の森林文化の精髄である式年遷宮の有様を紹介しました。ささやかな森の出展でしたが、社叢の意義と意味を広く伝えるという目的は果たされたのではないかと考えております。

「千年の森」東屋管理要員ヴォランティアをお務めくださった、愛知県神道青年会、雨池ホタルの会、犬山市エコアップリーダーの会、愛知県・長野県のボーイスカウト・ガールスカウトの皆さま、國學院大學、皇學館大学、大阪芸術大学の学生諸君、社叢学会会員有志の皆さま、本当にありがとうございました!!!

出展の趣意書   PDF
出展の概要   PDF
催事の概要 遷宮記念イベント PDF
出展記念シンポジウム PDF
ハイビジョン映像作品「日本は森の国」概要 PDF

愛・地球博のようす

千年の森と天空鎮守の森
千年の森
遷宮記念イベント 日本から世界へ「神宮式年遷宮御杣始祭 伝統の序章」
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水度神社における社叢調査・管理事業

社叢学会では、2011年に、水度神社(延喜式内社:京都府城陽市)関係者より依頼を受け、参道樹林について現状を調査し、今後の保全管理の対策を確立する基礎資料を作成しました。
その後、平成24年度大成建設自然・歴史環境基金による助成を得て、社叢の現況調査を実施しました。
ここでは2014年5月の毎木調査の結果と、その折に神社関係者から相談を受けたシイの古木(城陽市保存樹)の樹勢回復と今後の管理について改めて行った調査結果を掲載します。
なおその後、シイの古木については樹勢回復への作業を開始することになりました。
2018年9月の台風21号による倒木被害が大きいことや京都府暫定登録文化財史跡指定を受けたことなどの状況変化を受けて、神社として今後の社叢と参道林のあり方を検討する必要に迫られたことから、引き続き社叢学会に協力依頼がありました。
検討の結果、参道林の現況調査、将来計画策定に向けた基礎調査を実施し、今後の保全方策、再生方策等を立案し、京都府、城陽市役所、周辺住民等と合意形成と役割分担を図りつつ、良好で安全な参道林を保全育成することにしました。

水度神社植生調査報告書 PDF
水度神社シイノキ古木の診断 PDF
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